日本の南西諸島特産で島ごとに変異をもつアマミノコギリクワガタのグループ(Prosopocoilus dissimilis GROUP)です。奄美大島が基産地であり現在は七亜種に分類されています。その中で人気があり入手もしやすいアマミノコギリ(奄美大島中心)とトカラノコギリ(口之島、中之島、悪石島)の累代飼育の記録や標本作成を行なっています。大型を作り出すことはなかなかできていませんが、独特な大顎の形状やトカラノコギリの美しい体色をご覧いただき、彼らの魅力を感じていただければ幸いです。
むし社の雑誌掲載記事で更に詳しく とりあえず奄美大島産個体を見る上の dissimilis について にて紹介した中之島71の系統でとても美形な顎をもつ73が2019年に羽化していました。ガシャポンで紹介した顎形にとても似ています。体色もオレンジ色が強く出ており、このままプラモデルにして売り出してしまいたいくらいの美形でした。
むし社の雑誌掲載記事で更に詳しく とりあえず奄美大島産個体を見る