ヤフオクにて入手した個体ですが,かなりレベルが高いと思います.生前は75mm以上ありました.処理後乾燥して若干縮んでしまったのと,なによりも作成者の偏った嗜好により顎をかなり開いたデザインで標本化しているので1ミリ前後サイズがダウンしてます.同時に譲っていただいた
同系メスとの間に数匹Fが採れましたので大切に育てています.

( #101_wd_01 )WD72mmからのF1になります.親メスはオスと同時に入手した32mmのWD個体で,この小さいメスから大型オスが沢山羽化してきて少なからず感動しました.最大が78mm超えの顎と筐体のど太い個体でした.さてこの個体は若干羽が開いており,また冬季保管状態が悪かったせいか活動開始後すぐに前脚の符節を欠損してしまいました.

和野産の天然個体を入手し,そこからの第一世代です.兄弟の中でこの個体のみ顎の丸いカーブが綺麗に強く出ていました.身体の幅もあり迫力のある全体像です.少し昔の標本ですが,今回一度軟化後再展足し脂抜き処理もしました.アマミノコはトカラノコと比較してですが,符節や触覚がしっかりしていて作業もラクです.

人工的菌糸飼育ではない(天然だからもちろんですけど)細身のボディと,強く湾曲の出た顎の組み合わせが素晴らしい固体です. 展足時に足のバランスが変に取りにくいかなと感じていて,他の標本と比較するとどうも中脚・後脚の脛節・付節が長い.ビークワ掲載の個体群中で探してみても(体長比)このような長脚をもつ例はあまりなさそうです.

昨年に引き続き,湾曲の強く出た顎をもつ素晴らしい天然固体を入手できました(残念ながら自分の手で採集できた個体ではありません).並行して入手した天然メス34㎜,32㎜, 29㎜,また自家製F1,F2などと順次ペアリングを行いそれなりの数の幼虫を採取できました.頭幅の大きいオスが育っており,次世代の羽化がとてもたのしみです.
